茨城県水戸市の但野商店の会社概要

修業
明治30年代初代但野子之輔(福島県相馬郡)鹿島町にて先祖伝来の宮大工を
就業中、製菓子用木型の彫刻を会得した。

始業
明治43年に水戸市に転出
菓子木型の彫刻、販売を業とする。
当時茨城県唯１軒の木型彫刻師として県内菓子店需要に応じ、優れた製品は
名人芸として評価を受けたり。

昭和3年4月
長男正利　父について彫刻業に努め併せて茨城県内〜栃木県の一部、福島県の一部と営業。
自転車に木型を積んで拡販に努力を重ねた。

昭和35年頃より市場の変化により木型による打菓子落雁と云われるものの売上げが低迷し、木型の需要が落ちこみ不振に追いこまれました。
時に神の恵みか新潟の大手食器会社の営業の方が東京出張のおりに立ち寄られ、市場の変化で調理器具が優位になりつつあるので営業に取り込むことをすすめられました。重ねて埼玉県の製菓・製パン機械のメーカーの人からもすすめられてこれらの取扱を業とすることになりました。
お蔭様で順調にはかどり今日があります。